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くるんちゅ日記

1991年生まれ、統合失調症、専業主婦。日常を綴ります。

障害を持った人間と共に生きるということ

こんにちは、らくからちゃです。

いつも、家内のブログに御アクセス頂き誠にありがとうございます。『くるんちゅ日記』でございますが、システム的な設定はわたしのほうにて行わせて頂いております。今回は、くるんちゅ日記全体の設定変更として、以下3点を私の判断にて実施致しましたのでご報告致します。

  1. コメント欄を承認制にしました。
  2. 無料コースからPROに変更致しました。
  3. スマートフォン向けページに広告を設置させて頂きました。

その理由について書かせて頂く前に、少しだけ障害を持った人間と共に生きるということについて書かせて頂きたいと思います。

 

 

 

何度か本人が書いている通り、家内は「統合失調症」という持病を持っております。この病については、本人の記事が分かりやすいのかと思います。

なかなか、一般の方には理解が難しい病かと思います。わたし自身、理解できているのかというと怪しいところがあります。この病には、様々な症状がありますが、一番大きな症状は思考や感情のまとまりがつかなくなることです。そのため、かつては「精神分裂病」と呼ばれていました。ただ、その症状を「精神分裂」と呼ぶのはちょっと違うんじゃない?ということで今の名前におちついたようですが、何のことなのか更に分かりづらくなってしまった感はあります。

彼女の実際の症状を横で見ていると、

  • ちょっとした現象や発言で負の感情(嫌われている・怒られた)が起こってしまう
  • そのことで悪い想像がどんどんと膨らんでいる
  • 脳の情報処理量がおいつかなくなり更に混乱が深くなる
  • 疲弊しきってしまった結果、頭が回らなくなる

ざっとこんなことを毎日繰り返しながら生活しています。「やばい!大事な打ち合わせのスケジュールを勘違いしていた!」とか「大事な資料が出てこない!」といった時のような不安な状態が、些細なことで起こってしまい、それが日々続いている・・・といえば近いのでしょうか。

 

 

 

そういった症状を抱えていますから、学校や職場に通うことも困難な状態となるため、国からは二級精神障害者の認定を受け、現在は障害年金を受給しています。

彼女が過去の記事で書いている通り、彼女もかつてはアルバイトを行いながら定時制の高校に進学し、進学先の高校からしては信じられない程の高い難易度の大学に合格することが出来ました。でも、そこが彼女の精神の限界でした。

しかし、入学まではこぎつけたものの、授業の内容は彼女が想像していたよりも非常に高度な内容でした。「どうせみんな分かってないよ」「入学できたんだからなんとかなるよ」そんな言葉を何度も何度もかけ続けましたが、「自分は出来ない」「他人より劣っている」という意識から離れることが出来ず、彼女の精神はどんどんと追いつめられていきました。そして最終的に、保健室に通学することすら叶わなくなりました。通学のために電車に乗ろうとした時に、発作的に電車に飛び込んでしまう可能性があったからです。

 

 

 

結局、精神的にも金銭的にも苦労して入学した大学は、一年間休学をしたあと復帰を試みたものの、またしても症状が悪化し、翌年には退学することとなってしまいました。彼女が、苦しい思いをしながらコツコツとアルバイトで貯めた学費も、多くが帰ってはきませんでした。

今でも、少しでもお金を取り戻すために、彼女と「通学定期の返金手続き」について、二人で泣きながら話したことは忘れられません。

そしてこのことによって、色々なまっとうな人生を歩んでいる人を見るたびに、「がんばったものが全部無駄になった」「きっと病気さえなければああなれたんだ」「あの人達は、失敗したわたしのことを蔑んでいるんだ」そんな感情が湧き出してしまい、今でも彼女を苦しめています。

 

 

 

もちろんそのことも辛い話ですが、更に彼女を追い詰めてしまったのが、社会からの接点がどんどんと失われていくことです。彼女が短い学生生活を共に過ごした友人たちは、就職をしたり大学院に進んだりする中で、交友関係を広げ、社会的な活躍もされています。

一方彼女は、そういったコミュニケーションから切り離された中で過ごしています。幸い、良い友人に恵まれ、今でも長く交際を続けているようではありますが、いつも家では一人っきり。話す相手と言えば鳥ちゃんたちと宅配便のおじさんくらい。生活費は私が支払っていますが、収入といえば国から支給される年金が便りです。

 

 

 

そんなとき、彼女の目に止まったのが、この記事です。

わたしが、ネット上での交流や広告収入の話をするたびに、強い興味をもって話を聞いていましたので、彼女のために作ったブログがこの「くるんちゅ日記」です。正直、最初から不安はたくさん有りました。ネット上で文章を書くということは、ネガティブなコメントを受ける可能性もあります。また逆に、何の反響もない場合もあります。

それが、彼女の精神を更に蝕むことにならないか?本当にやらせてしまってよいのか?今でも正解は分かっていません。

また、オフ会に同席させたのもちょとした賭けでした。この人達ならきっとだいじょうぶ。そう思ってはいたので、いろいろとごまかしごまかし、彼女にも同席させて頂きましたが、途中で何度も何度も「ここにいちゃだめな気がする」「帰りたい」と言っていました。

 

 

 

ただ思った以上のたくさんの人から、「くるんちゅ日記」には、ありがたいコメントも頂き、オフ会でも、ヒトデ君、コトリさん、あそーさん、ゆきひーなどの紳士な変態どもと楽しい時間を過ごせ、最後には「やっぱり来てよかった」「またみんなに会いたい」と言うまでになりました。

 

 

 

いつもご愛読頂いている皆様のおかげで、くるんちゅ日記は開設から一ヶ月少々ではございますが、訪問者は多い時で一日1000件、PV数は3,000件を超えるようになりました。

気がつけば様々な人からコメントを頂け、文章をお褒め頂き、そのうち「ゆとりずむ」のアクセス数を軽く抜き去る日も遠くはないのでは?なんて思う日々で御座います。

アクセス解析を見ていると、ひとりのひとに何ページも見てもらえているようで、ただバズって人を集めているだけのゆとりずむよりも、よっぽど読みたい人には響く文章のようです。

 

 

 

しかし、これだけアクセス数が増えると、様々なコメントを頂くようになります。ある日、家に帰ってきた時「コメントの返事を書いてるの!」と言っていたので、ふーんと思いながらゴロゴロ寝っ転がって漫画を読んでいると、1時間経ってもまだ返事を書いている。「何に返事書いてるんだ?」と思ってみていると、それはもう長いコメントでした。

また、最近いただいたコメントの中には、少々悪意を感じるものもありました。(たぶん、「わたしのこと!?」と思える人は違うと思います。通りすがりの誰かさんです。)

正直なところ、コメント欄は閉鎖すべきかどうかかなり考えました。ただ、彼女の社会との接点をつくるということが、元々の目的のひとつでもありますので、そのまま残しておきたいと思います。しかし、記事上にコメントが表示されていると、彼女自身にすぐ見えてしまいますし、そうすると返事を書かなければ、という気持ちになります。

そこで今回、コメント欄は承認制として、内容確認の上本人に伝えるよう、わたしの判断で決めました。

 

 

 

加えて、わたしのアカウントから切り替えずに操作が出来るよう、ブログもPRO登録をして、わたしのアカウントを「共同管理者」として登録させて頂きました。ただ、はてなさん・・・、コメントの管理って所有者だけなんですね。事前に調べなかったわたしも悪いのですが、ちょっとそこをオーナーだけにする理由がわからないのですが・・・。くりす (id:chris4403)さん、その辺よろしくたのんます!

 

 

 

あわせて、スマートフォン版のページにアドセンス広告を設定させて頂きました。第一目標は、PRO費用の回収です。ただ今日見た段階でも、200円ほどの収入が発生しているようなので、比較的早い段階で回収出来そうです。超過して発生した分については、外では働くことができないけれど、自分自身の力で少しでもお小遣いを稼いでみたいと言っていた彼女の手許に残るようにしたいと思います。

 

 

 

最後に、こういった病気を抱えている以上、時に何も書けなくなる時もありますし、突発的に意味の分からないことを書き始めるかもしれませんが、家内のことについては、わたしが居ますのでご安心下さい。何かわたしからお伝えすべきことがある場合は、このID(id:lacucaracha)にてご連絡させて頂きます。頼りがないのは無事の知らせ・・・と思っていただき結構です。

 

 

 

最後に、割れ鍋に綴じ蓋、二人揃ってもやっと一人前になるかどうか分からない夫婦でございますが、わたしたちのブログから、ほんの一瞬でも「障害を持った人間と共に生きるということ」について考えていただければ、幸甚の至りに御座います。

 

ではでは、今日はこの辺で。