くるんちゅ日記

1991年生まれ、統合失調症、専業主婦。日常を綴ります。

ぴーちゃん、ありがとう

お久しぶりです、くるんちゅです。

 

 

 

しばらくブログを更新できずにいましたが、わたしは元気です。

読者のみなさまには、ご心配をおかけしました。もうしわけありません。

 

 

 

 

だんなさんのブログをよんでおられるかたは、もうご存知かもしれませんが、わたしたちが飼っていたオカメインコのぴかが、10月29日、亡くなりました。

 

 

 

lacucaracha.hatenablog.com

 

 

 

死の前後の状況などはだんなさんのブログにとてもくわしく書いてありますので、わたしのブログでは、重複してしまうのであえてかきません。

 

 

ぴーちゃんが亡くなってからの数日、わたしはほとんど文章を書くことができませんでした。

 

 

ぴーちゃんについて、わたしがなにをどう書いてもぴーちゃんのことを的確に表現することはできず、汚してしまうような気すらしていたからです。

 

 

ですので、わたしは元気だった頃のぴーちゃんを、ここに書き残すことにしました。

そして、ぴーちゃんのことを誰かが、一人でも、多く覚えてくれていれば…という、祈りにも似た気持ちでいまこの文章を書いています。

 

 

 

 

 

もしよかったらでいいので、おつきあいくださいね。

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

ぴーちゃんは、うれしいと右に左に鳥かごのなかを走り回ります。

以前の前が大きく開くタイプの細長い小屋より、新しく買ってあげたおしゃれな小屋が、お気に入りでした。

 

 

f:id:kurunchu:20151106211411j:plain

 

 

 

 

そして、頭なでなでが大好きでした。

指を出すなり、ひょい!と頭を下げて、すこし強引になでなでされるのも、好きでした。指でわっかをつくると、くぐることもできます!

 

f:id:kurunchu:20151106211331j:plain

 

 

 

 

 

おきにいりのおもちゃもたくさんありました。

鏡も最近好きになり、「あたしかわいいでしょ!!」と、得意げなポーズ!

f:id:kurunchu:20151106211316j:plain

 

 

 

 

自分のあたまも、ゆっくりとした仕草で優雅にかきかきしていました。

 

f:id:kurunchu:20151106211609j:plain

 

 

 

 

 

 

ジャズやケルト、クラシックが大好きで、わたしの肩の上でいつものんびり羽繕いをしながら聞いていました。

 


JAZZ 静かな夜のカフェ 【作業用BGM】 - YouTube

 

 


作業用・勉強用BGM カフェでよく聞くクラシックミュージックメドレー(2)なぜか集中力が増す喫茶 ...

 

 


爽やかな北欧音楽メドレー(ケルト):作業用BGM - YouTube

 

 

 

 

 

 

 

 

ぴーちゃんは、5年半前の4月22日、静岡県で生まれ、あかちゃんのころトラックに乗せられ東京のお店にやってきました。

 

最初は、お友達と3羽であたたかい水槽のなかで育てられ、自分ですこしずつごはんを食べられるようになってきたとき、わたしと出会いました。

 

 

ぴーちゃんは、3羽のなかでいちばんほっぺが真っ赤で、冠羽(とさか)がピン!として、おめめがくりくり、そしていちばん小柄で目立っていました。

 

 

ショップのなかを飛べるようになったばかりで、危ないので羽は切られてしまっていましたが、それでも好奇心旺盛な瞳をして、パタパタとはばたいていました。

 

 

 

そして、わたしの手にのせられたぴーちゃんは、よろしくね!というように、ひょい!とあたまを下げておじぎをしました。

 

 

 

その日から、ぴーちゃんはうちの子になりました。

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

ぴーちゃんとの日々は、たのしいことしかありませんでした。

 

 

 

当時わたしは症状の悪化によって大学を休学中で、心のなかは暗闇でした。

 

 

そんなとき、わたしを必要としてくれる、ぴーちゃんの存在だけが支えでした。

 

自分で食事することもままならないほど悪化したわたし、ですが、ぴーちゃんのお世話だけは1日たりとも欠かすことなくしていました。

つらい、面倒臭いなんて、1秒たりとも思いませんでした。

 

 

そうして、ぴーちゃんはすくすく育ち、一人餌になり羽も生え揃い、自由に部屋のなかを飛びまわるようになりました。

 

それでも、ぴーちゃんは、ずっとわたしの肩の上にいました。

 

 

 

わたしが悲しい日も、嬉しい日も、いつもぴーちゃんはわたしの肩の上にいました。

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

いま、わたしはぴーちゃんが肩にいない毎日を過ごしています。

 

 

呼ぶと返事をしてくれたぴーちゃんを呼ぶくせがまだ残っていて、まだときどきぴーちゃんをよんでしまいます。

 

 

もう返事が返ってくることはありません。

 

 

そのことがたまらなく寂しいです。

 

 

ですが、わたしの人生はまだまだ続いていきます。

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

わたしとだんなさんの夢は、ふたりでおおきな家に住んで、鳥をたくさん飼うことでした。

 

 

いずれ近いうちに、ぴーちゃんにも旦那さんをつれてきてあげて、みんなでわいわい過ごすのが夢でした。

 

 

 

 

そしてわたしはしばらく後、父と一緒にぴーちゃんの旦那さん、になるはずだった子をさがすためにペットショップへ行きました。

 

 

そうしたら一羽、ぴーちゃんの写真に興味を示すオカメインコの男の子がいました。

 

 

 

おめめをぱちくりさせて、きゅい!と鳴き、わたしに向かって頭をひょい!と下げました。

 

 

 

 

 

 

わたしは、なんだか言葉にできない思いを感じ、だんなさんにこの子をおうちにお迎えすることはできないか、と相談したら、だんなさんも「もう一羽の子をお迎えしたいなって俺も思っていた」と快諾してくれました。

 

 

 

あくまで、「新しい子」ではなく、「もう一羽の子」なのです。

 

 

 

わたしは運命などはあまり強く信じるほうではありませんが、この時ばかりは少し運命的なものを感じてしまいました。

 

 

そして、もういちどよく考えた後、わたしたちはこの子をおうちにお迎えすることにきめ、また会いに行った時にこの子をお買取しました。(お迎えはぽうちゃんの病気がよくなったあとです。)

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

もう一羽の子が来ても、ぴーちゃんはぴーちゃん、わたしの大事な子です。

 

 

 

ぴーちゃんが亡くなった悲しみをもう一羽の子で癒そう、なんて、おもいません。

 

 

 

声を聞くこと、触れることができないことは寂しい、だけど、ぴーちゃんがいた思い出だけは、わたしの過去に決してきりはなせないほどしっかり刻み込まれています。

 

 

 

それほどまでに、ぴーちゃんはわたしの心に深く根をはるように、存在していました。

 

 

 

ぴーちゃん、わたしにたくさんの思い出をくれて、ありがとう。

わたしのところにきてくれてありがとう。

 

 

 

ぴーちゃん、ありがとう。

 

 

 

 

 

 

ぴーちゃん、ずっとずーっと、だいすきだよ!(*^^*)

 

 

 

 

 

f:id:kurunchu:20151111081913p:plain

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

ps.ぽうちゃんの病気は、先週の土曜日に回復しました。

ですが、まだ病み上がりですので、しばらくおうちでのんびり過ごさせています。

ぽうちゃんがお外に出られるようになったら、またとりちゃん写真展をやりますので、お楽しみに(^^)ノシ

 

 

 

 

f:id:kurunchu:20151111081920j:plain

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

↓ぴーちゃん関連の過去記事は、こちらです↓

 

 

 

kurunchu.hatenablog.com

 

 

kurunchu.hatenablog.com

 

 

kurunchu.hatenablog.com

 

 

kurunchu.hatenablog.com